即興ダンス ワークショップ

不定期　土曜・日曜日　13:15ー16:00

踊るって、何かに突き動かされること

そんな衝動を、そのまま身体で表現してみませんか？

誰かのコピーではなく、自分の思いや感性を“動き”として昇華させていく時間。

鏡を離れ、心の内側と向き合いながら自由に動いていく——

あなた自身のダンスです。

レッスンでは、床や人との関係性から生まれるエネルギーや、

質感を生むリリーステクニックなども丁寧に取り組みながら、

「動きの引き出し」を増やしていきます。

思いがけない自分に出会える、新しいダンスの扉。

大人になった今だからこそ、味わってみてください。

会場／　相模原市あじさい会館 6F 展示室

送迎／　JR矢部駅より送迎有り

服装／　運動しやすいもの、裸足かソックス（ダンスシューズ可）

ご予約／　ご体験レッスンのフォームより「即興ダンス」をお選びください。開催スケジュールをお送りします。

即興ダンスとは、

自由に見えて「深い知性」が問われる世界

インプロヴァイゼーションダンス、いわゆる〈即興〉というと、気ままに踊っているようなイメージを持たれるかもしれません。でも「ただのデタラメな動き」で終わらせないためには、実はバレエに通じるような “芯” と "心" が必要なんです。

たとえば、脱力して見せるためには、高い体幹力と柔軟性、そして動きを的確に選ぶ判断力が求められます。空っぽになるようでいて、実は多くの経験と技術を総動員しているんですね。

音楽やテーマに身を委ねたり、ふと浮かんだイメージに反応したり、あえてそれに逆らってみたり…。その場で「何を出すか」を瞬時に選び、動きにしていくのは、引き出しの多さと咄嗟の編集力が問われる作業です。

自由に動けるということは、表現に対して責任を持つということ。空間を読み、状況を捉え、身体で応答していく。そういう意味で、即興ダンスはむしろ「ルール」と「理論」と「豊かな体験知」がそろってこそ到達できる表現なのでは？と、日々実感しています。

岡本亜希子